びったんびったん

ユーザビリティ・プログラミングについて。

マウスカーソルには2つの意味がある

状態を表すマウスカーソル

PC がフリーズしているときの待ちアイコンや、ペイントソフトの鉛筆や消しゴムアイコンのことです。これらのアイコンは PC やソフトの状態に応じて変化し、ユーザがマウスアクションするとどのような効果が起こるのかユーザに伝えます。そのためこれらを適切に設定するとわかりやすくなります。

要素を表すマウスカーソル

マウスポインタがボタンやリンクの上にあると手のアイコンに、テキストエリアの上にあるとキャレットアイコンになります。このような周りと異なるインターフェースを持つ要素の上のマウスカーソルのことです。これらはマウスポインタを要素の上に移動して初めてアイコンがわかります。つまり適当にマウスを振り回してたまたまホバーしたり、リンクの上にたしかに乗っているかを確認するぐらいでしか役に立ちません。

まとめ

  • 状態を表すマウスカーソルは重要なので適切に設定しましょう。
  • 要素を表すマウスカーソルの重要度は少し下がります。むしろボタンなら押したくなるような・ホバーしたくなるようなグラフィックにすることのほうが重要です。